天煌学園二年生、主人公。人気俳優の父と女優の母の間に生まれた一人息子であるため常に周囲に注目されていた。
だが、本人は平凡に穏やかに暮らしたいと願い、極力目立たないように生活してきた。
しかし、一年前に十花と出会ったことで事態は一変する。
自称“天使長”と名のる十花にみそめられてしまったため、いつかは神様になるべく“天使候補生”となってしまう。
だが、一年経っても未だ羽も生えてこず、優希は“天使候補生”のままである。
そんな優希を周囲のお目付け役の少女達は「堕天使じゃなくて駄天使」と揶揄する。
顔が美少女と見まがうほどキレイなのが唯一の長所だが、そのせいで痴漢にあったりするので本人的にはちっとも嬉しくは思っていない。