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野々宮 彼方

野々宮 彼方 (ののみや かなた)

瑞穂学園二年生。
第二音楽部所属。
主人公。

チェロの名手であり、将来を期待されて瑞穂学園に特待生として入学したが一年前、音楽活動を自主的に停止している。

両親はともに著名な音楽家だったが事業に失敗し、彼方が瑞穂学園に入学するのとほぼ同時に失踪した。

自身と義妹の生活費を捻出するためバイト三昧の日々を送っている苦学生だが、本人はいたって明るく暗い様子を周囲には見せない。

その一方で、子供を捨てた両親を軽蔑し嫌っている。
特に妹のを捨てたことに対しては容赦のない怒りを露にする。

もう本格的に音楽活動を再開するつもりはなく、それは彼方なりの音楽に対するこだわりである。