主人公、沢渡拓郎はとある特別な能力を持っていた。
それは未来視ができること。
予知夢だったり、突然思い浮かぶイメージだったり形は様々だが命中率は100パーセント。

しかし、先の事がわかってしまうのも善し悪し。
人生の結果をもう見てしまったようで、拓郎は何事にも熱心になれない。
すべての努力がむなしく思えてしまう。

そんな拓郎の前に一風変わった転校生、三咲爽花が現れる。
驚くべきことに、彼女は拓郎の未来視による予測をことごとく覆す。
「未来は自分で作りだすものだ。あらかじめ決まってるものなんかじゃない」
自分とは真逆の考えを持つ少女の登場に拓郎は戸惑う。

そして、ある日の未来視で拓郎は知る。
爽花は近い将来、自分の彼女になる子だと――

拓郎爽花と結ばれるのか? 結ばれないのか?
未来は決まっているのか? 決まっていないのか?

ALcotハニカムが送る、残念だけどちょっとうらやましい恋愛青春劇、ここに開演!