U・K・Aーーーーーーッッ
「えっ?」
「いや、頭文字」
「そんな感じで『うらやめ! キッキン 愛のために』第二回。今日も豪華ゲストの皆々様から無理矢理お話をいただいて、我々三人でのんべんだらりとやってまいります」
「あっ、なーなー、『のんべんだらり』ってなんかエロくね?」
「ウチら三人ののんべんからだらりとやってきてるわけですよ、なぁひじりん」
「わたしののんべんからはだらりときていませんっ」
「つか、どこだよ。のんべん」
「はんぺんにも似てるなぁ。あ、おでんとか食いたいかも」

通学厨のキッキンの皆さんこんにちは。最近雨が多くて大変ですね。
呪詛の声がツイッターにこだまする中、私といえば雨の日は部屋にこもって雨音をBGMに寛いでます。
外に出さえしなければ嵐だって逆に楽しいものです。先日の台風も素敵なコロッケタイムでした。ホクホク美味しー!
ラッシュもなく、雨にも濡れず、眠くなったら寝て、食べたい時に食べるヒキコモリライフ。
とても素敵で優雅だと思いません?皆さんにもオススメです!

司田カズヒロ 原画家

「いいな……」
「ああ、いーな……」
「よし、ウチも今晩はコロッケにしよう」
「ってそっちかよ!? 今日台風きてねーよ!」
「つーか、雨が降ったら休みてぇとか司田さんちょーうらやましーとかじゃねーのか」
「いやまあ、確かに雨がちだと大変だよ。髪型決まらないし、洗濯物はたまるし、家の中も湿気っぽくなるし」
「んだんだ。その辺通学とは関係ないけど」
「でも私は、そうなればなるほど『負けるかコンニャロー』ってファイトが湧いてくるタイプだからな」
「わー、なんかわかるー……つえーよ、のばらつえーよ……」
「あの、お話の途中すみません。つかぬ事をお伺いしますが」
「んあ? どしたひじりん」
「つうがくちゅうってどういう意味なんでしょうか」
「んはは。そーゆーのわかんないトコひじりんっぽいなー」
「まあアレだ、通学大好きっ子ーみたいな?」
「な、なるほど、勉強になります」
「つか、うらやましいうらやましくない以前にさ」
「は、はい」
「司田さんのこのお話、ウチらの身のまわりにも似たような……」
「んー、呼んだー……?」
「いた! 確かにいた! ちょーいた!」
「でっでも、司田さんはすばらしい原画を描かれてるじゃないですか! 槇之園さんと一緒にされては失礼に当たるのではっ……」
「それは出穂さんに失礼だけどねー……まあいいけど」
「とにかく、司田さんの言う通りだよー、外なんか出なくていいよー……」
「いえでも、普通は学園やらお仕事やらありますしっ」
「お仕事なんて、したい人に任せておけばいいんだよー……」
「そんな『生活なんて家来に任せておけ』的なことを言われましても!」
「んーじゃあ、たいちょーさんのせっちゅうあーん」
「通学がめんどくさいしのっぺは、もう学園に住んじゃえばー……?」
「そういう問題じゃねーっすよ! おのれーひょこっと出てきて混ぜ返して全部もってくとか、ほんとにいやな人だー……!」
「司田さんはどうか、こういう人にまではならないように……お祈りしてます……はぁ」

テーマは恋愛とうらやましい話ということで、
最近ちょうど同時に起こりましたので、その話などを。
先月、地元の友人から二年ぶりに連絡がありました。
私もちょうど帰省の予定があったため、ひさしぶりに会おうということに。
人生を見つめ直したいとかなんとか言っていたので、なんか嫌な予感もしてたんですが。
どうも彼は、離婚をしたそうで……。
原因は奥さんの浮気だそうで……。
現在、子どもの親権を争っていて、次は最高裁だとかで……。
いろいろ相談に乗ったあと、サラダ○ープを買って帰ってきました。
サラダ○ープというのは、○○県民なら普通に知っているお菓子です。
とてもおいしいと評判です。
だけど○○県にしか売っていません。
ずっと全国区だと思ってた……。
なので、こちらの友人たちに土産として配りました。
こちらでは売っていないため、とてもうらやましがられました。

なかひろ フリーライター

「なに県なんだっっ。おのれー、全然わからん……」
「私ら、全員そろって生粋の木葉県民だからな……」
「マルの中、なにが入るんでしょうね……?」
「お、そーだよそーだよ。サラダなにープなのか当ててみよーぜ」
「なにープだ? のばら」
「なんで私に振るかな……まぁ、そだな……」
「サラダワープ」
「食えねえ! そのサラダ食えねえよ、のばら!」
「サラダリープでも一緒か。んーじゃあ……」
「サラダループ」
「今度は食い終わらねえ!」
「……サラダロープ」
「そんなロープじゃ逃げらんねーよー!」
「なにから逃げんだよ。芹摘はなにープだと思う?」
「サ……サラダ……スープ?」
「ああ、妥当だなぁ……普通そうだよな、おいおいお菓子だっつーのみたいなな……」
「!? でっでは、サラダチープで!」
「……怒るぞ、なかひろさん」
「わたしはいったいどうすればっっ」
「とりあえず今度ウチらももらおう、サラダ謎ープ! ぶっちゃけちょー食いてぇ、おのれ、気になりすぎる……!」
「私が気になっているのは、今出た中に正解があったらどうしようってコトだけどな」
「つか、ウチら全力でご友人の離婚のお話からは逃げちゃったな……」
「いやうん……その話はウチら女子校生にはヘビーすぎて……」
「すみません、経験不足で……」
「とりあえずウチらは離婚しないようにしよう、なーひじりん!」
「はいっ、一生添い遂げますっ」
「結婚してから言え、そゆコトは」
「まあ、お前らが結婚してるみたいにも聞こえたけどな、今のは」
「してーよ、してねーよ!」
「ど、どっちがどっちなんですか、それ!?」

先日実家に帰ったら、担当させて頂いたゲーム(18禁)や文庫などが仏壇に大量に飾ってありました。
理解のある親で嬉しいです。羨ましいですか。↑ω↑)

武藤此史 エロゲプレイヤー

「ああ、それはすばらしいことですね!」
「ご両親のご理解の元、素敵なお仕事をされてる……わたし、素直にうらやましいって思います!」
「……」
「……」
「えっ? な、なんですかそのリアクション……」
「いや、どう聞いてもイヤミだなと……武藤さん、笑いながら泣いてらっしゃるし……」
「いやいや、ほんとやってくれるぜ、ひじりんってば……」
「え!? そ、そんなつもりはっっ」
「素で言ってるからなお罪深いな、んはは」
「さて、そんな芹摘もうらやむ武藤さんからは、応援イラストもいただいてます」
応援イラスト 武藤此史 先生
「おお、のば子だ……りりしかわうい……!」
「や、私を描いていただけるとは……恐縮です」
「わあ……ちゃんとキックもしていただいてるのが心憎いですね」
「パンツ見えそーだけどな。うはは、見せときゃよかったのに、のばらさぁーっ」
「あほか、志乃じゃねーんだ、誰が見せるか」
「ひょっとして、この織奈さんも、武藤さんのご実家のお仏壇に飾っていただけるんでしょうか」
「すると毎日、ご両親がのばらに向かってお線香をあげてくれるわけか……」
「遺影か!? ふざけんな、私まだ生きてるってんだこんちくしょー!」
「そりゃこっちの台詞だ! おのれー、のばらばっか描いてもらいやがってー、乳がなくても生きてんだぞコンニャロー!」
「と、ともあれ司田さん、なかひろさん、武藤さん、貴重なお話をありがとうございましたっ」
「お、そうそう。今回はもうお一方、謎のゲストさんからもお話もらってるんだぜっ」
「あっはっはいっ」
「というか……あの、言い争いはもういいんですか?」
「あーもーいーいー。つか早く読もうぜ早くっ」
「はぁ……」
「一暴れするとコロッと切り替わるから、志乃は志乃なんだよ」
「というわけで、こちらです」

販売を行っている中で、時たま個人的にイチオシの商品が自店舗に入荷してこない、取次メーカーで無い事が…。
自分好みのイラスト・設定・音楽…自店舗で取り扱いがあれば、心血注いで特設コーナーを作成して予約展開をするのに…と取り扱いのある競合他店を羨ましく眺める事もございます。

匿名希望K エロゲー取り扱いT店勤務

「なんだか切ないお話だ……!」
「要するにこりゃ、アレか。えーと」
「たとえば、なんで出穂さんは攻略できないんだーみたいな話だよねー……」
「ってイズホちゃんまた出てきたしっ。あげく自分で言っててそれがまたなんか的確な気がするしっ」
「出穂さんは他でも取り扱ってないけどねー……くふくふ」
「むしろ表に出せないって感じですけどね。別にいいですけど」
「あの、これは、取り次げるようにしていただけば済むお話なのでは?」
「んにゃんにゃ。オトナの社会はそんな単純じゃないんだよ、ひじりん」
「は、はぁ……そういうものなんですか……」
「ものなんだよ。まーひじりんにはまだちょっと難しいか~?」
「つか、なにここぞとばかりにオトナぶってんだ、おめーは」
「Kさん! キッキンのことはなにとぞよろしくお願いしまーっす!! 無理でもごねて押し通してくんさい、お願いだから!!」
「コドモでした……!」
「というわけで、改めて皆様、本当にどうもありがとうございました」
「キッキングホース★ラプソディは11月26日発売です、どうぞよろしくお願いします」
「当日は司田さん原画、なかひろさんシナリオのフェイバリット様『星空のメモリア COMPLETE』と共にお買い求めください。併せて武藤さんの新作、ensemble様の『黙って私のムコになれ!』のご予約もどうぞお忘れなく」
「うぉう、そつがねーぜ、のばら……!」
「お買い求め、ご予約はKさんのいらっしゃるT店で!」
「うぉぉう、どこなんだぁーーーっ!?」
「そ、それでは皆様、また来週」

次回のゲストは、
ぱれっと様より絶賛発売中、CS化も決定している
『ましろ色シンフォニー』の原画家、和泉つばす様からコメントをいただきまして、
同じくぱれっと様で活躍なさっているたまひよ様から元気いっぱいな応援絵を、
そして サブキャラでも男の娘でも裸エプロンにしてみせらぁ!と豪語してやまない
メディオ!秋葉原様のブロンティスト、タントゥ様をお迎えして豪華にお届け致します!
お楽しみに!

 
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彼と彼女の恋愛は、周りのみんなにとっても一大事でありまして。