「わ、わたしたちは、本日発情していますっ!」
「いよいよこの日がやってまいりました。ようやく、ようやく発情です……」
「は、ははは発情したわたしたちを、皆様どうぞかわいがってやってくださいっ……!!」
「うはははは、よくやった! よく出来たぞぉ、ひじりんっ!」
「はぁはぁ……なんでわたしが言うことに……こういうのは辻さんの役では……」
「いや、発情といえばひじりん。これは早くもプレイしていただいてる方々にはごなっとくいただだけるコトかなーとかなんとかな」
「ううっ」
「お前が言うなお前が、というツッコミが日本全国津々浦々から続々と寄せられている……ことを願ってやみません」
「というわけで、いよいよ発売日を迎え、当コラムも最終回。最後だからと涙なんて見せず、元気にうらやんでまいりましょう」
「はぁはぁ……そんな、そんな、わたし……」
「……つか、ハァハァやめろ。ほんとに発情してるみたいに見える」
「まさしく絶賛発情中だぜ……」
「ああっ!?」

昔どっかの旅行サイトで どっか泊ってたらどっかの宿泊券が当たるみたいなのやってまして
当たったんですよ。温泉宿の宿泊券が……
わりと鄙びたいい感じのところが……うらやましいでしょう。
その宿泊券は有効期限が1年間だったんでのんきに構えていたんですが、
期限切れの頃ちょうど忙しくなっちゃって、結局行けませんでした。うらやましくないでしょう。
今度こういう事があったら絶対むだにしない!と思ってはいますが、
多分こういう事はもうないでしょう。
でしょう。

ミヤスリサ 姉

「うらやましい! うらやましくない!」
「あたしらいったいどうすればいいんでしょう。でしょう」
「は、発情するしかありませんっ」
「落ち着け」
「まーそのなんですか、せっかく当たった宿泊券が無駄になっちゃったのは、ご愁傷様ですという感じですが」
「しかし、アレだ……そもそもすでに温泉宿に行かれてるってのだけで、私的には十分うらやましいというかなんというか……」
「温泉宿、いいですね……」
「そうだな……乱れがちな浴衣の裾とかな……」
「いや、まず温泉入れよ温泉に!」
「んにゃんにゃ。そこでさすがはミヤスさん、こういうイラストも寄せていただいてるのだ。トリャー!」
応援イラスト ミヤスリサ 先生
「お、風呂上がり」
「ふっふっふ。どーだいどーだいそら見たことかい」
「いや、おめーの手柄じゃねーよ」
「というか、あの……わたし、辻さんにタオルを取られて大変お恥ずかしいことになっているのですが……」
「それはあたしの手柄だなっ」
「お前はお前で隠せよ……まあ図らずも私の髪がいい仕事しちゃってるけど」
「うむ、さすがのばらだぜ。まぁでもあたしは別に、隠す必要があるようなおっぱい分なんざないけどな。あーっはっは!」
「あのなぁ……胸だけが大事なものじゃないだろーが」
「おぉ、そう言ってくれるかのばら……そうだよな、そうだよな」
「そーだよ。財布とかあんだろ」
「おめーは風呂上がりにタオルで財布隠すのかよ!?」
「ま、まさか、この織奈さんは、胸の間にお財布を挟んでタオルで隠しているのでは……」
「そう思うと、こののどかなイラストが一気にこうモヤモヤしたものに……!」
「っつーわけでさ、今度ウチらも温泉行こうぜ温泉! 発情記念にさっ」
「どういうわけかはわかりませんが、とりあえずタオル取られるのがわかってて行きたいだなんて言えませんっ」
「あたし程度のパイオツで隠さないんだからひじりんで隠すとかねーだろよ、おい!」
「今更逆ギレすんな」
「あと、胸に財布は挟まないけど、髪を乾かしてる間にちょっと櫛を挟んでおいたりすることは確かにある」
「あるのかよ!?」
「まー……せっかくあるんだから、有効活用しないとな、と……挟んでおけばすぐ取れるし……」
「こ、こんなこと言ってるのばらが発情した今どうなっているのか、是非是非あなたの目で確かめて欲しい!」
「……あの、いい加減に、発売のことを発情って言うの、やめませんか?」
「んあ? なんで? 楽しくね?」
「……わたしたちは発情していただく方ですし」

若いっていいですね。

保住圭 中年

「……と言ってるところで、なんかうらやまれたぞ。中年に」
「コメントしづらいな……つか、そんなこと言われてもな……」
「すみませんっ、若くてすみませんっ」
「実際色々やらかしちゃってるしな……」
「う、ウチらがどれくらい若気の至りでアレコレやらかしちゃってるかは、是非本編で!」
「つか、今日はどんな話題でも、最終的にそこに行き着いちゃう感じだな……」
「で、でも、こういうのはどうでしょうか」
「お? なんかあるのかい、ひじりん?」
「う、『うらやましい』には、その……『やましい』が含まれていますから……なんて……」
「……」
「……」
「ああっ、すみませんすみません!」
「いや、否定できなかっただけなんだ……」
「まあ……その、なんだ……」
「そういうわけで、キッキングホース★ラプソディ、どうぞよろしくお願いします」
「まとめに入った!」
「そ、それでは最後にこの方をっ」

再び登場の宮蔵でございます。

いよいよ今週はキッキングホース★ラプソディの発売日! そしてUKAの最終回。
多数の豪華ゲストさんに恵まれ、なんとか最終回を迎えることが出来ました。
皆様、本当にありがとうございました。そして三人娘! 本当にお疲れ様!

あと、今回かなりキツいスケジュールの中頑張って頂いたミヤスさん、保住さんも本当にお疲れ様!
こんど例の焼き肉屋へ皆で参りましょう!w

と、最初にお礼を述べたところ軽く作品の方について一言。
実はキッキンには姉も妹も幼なじみも出てきません。
メイドもウェイトレスも巫女も出てきません。今時めずらしいでしょ?

甘酸っぱくて爽やかな、例えるならプレーンヨーグルトのハチミツかけたかんじでしょうか。
ある意味、今時のエロゲっぽくない、今時のエロゲかもしれませんね(笑)

ちょっと変わったエロゲがしたいあなたにも、キッキンをオススメしておきます。
きっとうらやましくなることうけあいです。恋する二人は羨ましいのです(笑)

もう予約キャンペーンは終了しておりますが、ショップさんによっては当日分に付くところも あるかもしれませんので、予約しそびれたぁ! って人は当日ショップさんに走るとなんとかなるかも!?

というわけで、UKAはこれにておしまいです!
あとは製品版をお楽しみくださいませ!

え? 宮蔵プロデュースの第3段?
ちょっと時間が開きますが、色々企画中ですヨ!
では、鬼ごっこ! も宜しくと宣伝したところでお別れです!

お付き合い頂いた皆様、ありがとうございましたー!

宮蔵 プロデューサー

「そしてあたしたちも、本当に皆様ありがとうございましたー!」
「と言うとこれで終わり感バリバリですが、違います、むしろこれからです」
「そうそうっ。うらやめはその役目を終え、今日からは本編が始まるのだった」
「た、楽しんでいただければ、わたしたち一同それに勝る幸いはありませんっ」
「そこで志乃ちゃんからのオススメじょうほーう!」
「は、はいっ」
「えっとですねー、キッキン本編はヒロイン3人、つまり3つの個別パートがあるわけですがー」
「その3つにはクリア制限とかないっす。つまり初っ端のば子喰いてぇと思えば喰えます! 選択肢の選び方次第ですが!」
「つか喰いてぇとか言うな!」
「んはは。けどまぁ、オススメ攻略順はあたし→ひじりん→のばらです。是非それで、と強くお願いはしませんが、それが一番楽しめるんじゃないかなーとかなんとかそんな感じなのでした!」
「……たとえそうかもしれなくても、志乃がそれ言うと、自分を最初にしてくれって言ってるようにしか聞こえねーな……」
「しまった、普段の行いの良さが裏目に出た!?」
「わたしは推奨クリア順でも真ん中なんですね……はぁ、どこまで行っても平均の権化、普通の塊……」
「まぁそんな感じで、当コラム『うらめ! キッキン 愛のために』はこれにて終了!」
「最後の最後でコーナー名変わっとる!?」
「恋する二人がうらめしい。おっのれー……ギリギリギ……」
「しかもダブルミーニングでした!」
「それでは皆様、製品版でお会いしましょう。……最後までワヤワヤだったな……」
「キッキンをよろしく! 鬼ごっこ! もどうぞよろしくー!」
 
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彼と彼女の恋愛は、周りのみんなにとっても一大事でありまして。